研究
昨日テレビ朝日の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」で今、潰瘍性大腸炎の画期的な治療で話題の「糞便移植療法」についての放送をやっておりました。

たまたまテレビをつけてたのですが、再現VTRで病名をいう前に潰瘍性大腸炎の症状である腹痛、体重減少、下痢、血便などで病名が分かってしまうのが悲しいですね。
これらの症状と大腸内視鏡ってくればもう大腸がんか潰瘍性大腸炎かクローン病くらいしかないですからね・・・

この再現VTRの患者さんは潰瘍性大腸炎だったのですが、この便移植で腸内フローラが改善して大幅に改善したという事です。

そこで今回は糞便移植療法(糞便移植 FMT)についての現状をまとめてみたいと思います。

糞便移植療法(FMT)とは


糞便移植療法(順天堂大学医学部附属順天堂医院の臨床研究)
目的この治療は腸内細菌の乱れが原因と思われる種々の感染性腸炎や炎症性腸疾患の患者さんに対して、腸内細菌叢を健康に戻すことを目的に行われている治療です。
方法健康な人(本研究では20歳以上の2親等以内家族もしくは配偶者)から糞便を提供してもらい、それを処理したのち大腸内視鏡やチューブを使って腸内に移植する治療です。
成績この治療法はすでに欧米諸国では通常医療として行われており、その有効性は多数報告されています。C.difficile菌感染腸炎(抗生剤長期投与によって生じる難治性腸炎)についてはほぼ100%、炎症性腸疾患については約70%の患者の方が寛解(病気が落ち着くこと)し、そのほかの病気(自己免疫疾患、糖尿病、肥満など)にも応用され始めております。ただし、新しい治療には全て当てはまることですが、長期間の治療効果については結果が待たれているところです。薬物医療ではないため、薬剤性の副作用はありません。下痢、腹痛などの副作用も少数報告されておりますが、重篤な有害事象の報告はありません。
情報元: 【消化器内科】「潰瘍性大腸炎に対しての抗生剤療法と糞便移植療法の臨床研究について」臨床研究に関する情報公開

実施医療機関

糞便移植療法自体は歴史のある治療ではあるのですが、まだまだ臨床研究段階とういことで誰もが出来るというわけではないみたいです。
私が調べた限りで以下のような病院で研究報告がされています。
また、保険外でならいくつかの医療機関が行っています。尚、ここでは主な医療機関だけ載せておきます。
医療機関担当医
順天堂大学医学部附属順天堂医院 消火器内科石川 大
千葉大学医学部附属病院 消火器内科中川 倫夫
慶應義塾大学医学部 消火器内科金井 隆典
藤田保健衛生大学病院
滋賀医科大学医学部 消火器内科

クローン病への実施

現時点(2016.01.13)では藤田保健衛生大学病院では実施されているみたいですね。
千葉大も順天堂医院も潰瘍性大腸炎のみみたいです。

今後への期待

現時点では潰瘍性大腸炎の限られた人だけであったり、費用もクリニックなどの保険外で治療を行える場所でやると100万ほどかかるみたいです(汗)

まだ臨床試験の段階ですが数年後にはこの治療方法も確立され治療の幅が広がると未来に希望が見えてきますね!
腸内フローラ関連にも注目です!
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